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いぐさ上敷ござの「団地間」は全て特注サイズです。

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いぐさ上敷ござの「団地間」は全て特注サイズです。 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000289/ 日本の間取りの中で極めて狭いのが団地です。 同じ6畳であっても言葉に騙されてはいけません、全て広さが違います。 さらに、団地にも地域差がありまして、全て違うと行ってもいいでしょう。 ですので、おまかせ工房では参考程度に「団地間」と表示していますが、日本の間取りに「団地間」というものは存在しません、あくまでも参考です。 ということで、団地間サイズは江戸間・五八間の特注ということになります。 ホームセンター、量販店に行っても団地にお住まいの方にちょうど良い敷物ってありませんね。 だから、アクセントラグと言われるもののように、中敷みたいな敷物になってしまうことが多いと思います。 6畳間に正方形の四畳半を敷くみたいな。 結構、困っている人も多いようです。 それか、大きくても敷いてしまう、大きな余分の部分は折り曲げてって具合です。 でも、敷物って四隅にしっかりきているほうが良いですよ。 狭いながらも快適な住環境は作り出せる。 しかし、いろいろ話を聞く機会がありますが、団地にお住まいの方は相当困っているみたいです。 どうしてこんな間取りをわざわざ作ってしまうんでしょうかね。 江戸間なら江戸間、本間なら本間で建築すればいいようにも思えてなりません。 いぐさ上敷ござの「団地間」は全て特注サイズです。 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000289/ 興味のある方は是非ご覧ください。

畳の修理、上敷の修理、い草の補修について

畳の修理、上敷の修理、い草の補修について おまかせ工房のような仕事をしているといろいろな質問が舞い込んできます。 近所の畳店に聞かれればいいんでしょうし、その店に行って聞いてきてもいいんでしょうし、その店に直接頼んでみてもいいんですが、ネット社会になっているので当店に聞きにくるわけです。 そんな質問のひとつに「い草の修繕方法」を聞かれます。 要するに、畳のいぐさがボロボロになった部分だけ直せないか?ということ。 ボロボロとまではいかなくても、タバコの焼け跡、ペットのかじり、いぐさが切れた程度の小さな補修です。 畳にしても、上敷ござにしても補修については似たようなものでして、難しくはないが簡単でもない。 慣れれば簡単、素人が勢いでやると失敗という感じでしょうかね。 でも手順は書いておきます、本当なら動画で紹介しておきたいところですが、今回は箇条書き。 い草部分の補修できる範囲は1センチぐらいまで。 それでは、タバコの焼け跡(1センチ)を想定して書いてみます。 1.まず焼け跡を中心として両端のヘリを縫い合わせている部分を30センチぐらい切ります。 2.ヘリは縫われているはずですが、表面、裏面のヘリの縫い合わせをはずす。 3.そして焼け跡の残るいぐさを抜く(横から抜けばするすると抜けます、畳表も上敷も織物です。) 1センチ幅で焼け跡の付いたい草が抜けたら歯抜けのようになってますね、次の工程です。 ヘリの縫い合わせ部分は30センチぐらい切ってあるので、い草が動くと思います。 4.左右(前後)からい草を歯抜けになった部分に向けてずらします。 5.い草は90センチ前後の長さがあるので均等にずらしていく。 つまり、1センチの補修のために30センチ分のい草をずらして穴埋め。 ヘリの縫い部分は本来なら再度縫います。 縫えないときには両面テープしかないかも。 完成です。 こうすれば畳のいぐさ補修はできます。 読むだけならあっという間に終わるように思うかもしれませんが、実際にやってみると時間が掛かります。 本職の人の手間を考えると、新しく買い換えた方がいいかもしれませんね。 それとは別に、ヘリの補修はもっと簡単です。 ホームセンターや量販店で買ってきた上敷が大きかったり

双目織りと引目織り

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【6畳(江戸間・五八間・本間)】 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000159/ い草上敷にはいろいろな織り方があります。 詳しくは 藺草大辞典 を読んでもらえば詳しく書いてあります。 そこで店長ブログでは、双目織りと引目織りの違いをわかりやすく書いてみたいと思いますのでお付き合いください。 上敷の代表的な織り方は双目織り(もろめおり)。 これが一般的な織り方でして、足の裏に適度な柔らかさが伝わります。 畳表は引目織りで作ることがほとんどですので、その上に敷くものは若干柔らかい方が心地いい。 そしてもう一つの織り方、、、引目織り。 この引目織りでも上敷を織ることがあります、堅い。 藺草の本数も多い。 手っ取り早く言うなら、双目織りよりも強くて丈夫、だけど、柔らかさを失う。 ん~どっちが良いんだろう?ということを下記に書いておきます。 柔らかい方がいいのか、堅い方がいいのか。 これは部屋の用途で選ぶといいでしょう。 人の往来が激しいところ、たとえば店舗ですね、飲食店の座敷、旅館の部屋、宴会場などは引目織りがおすすめ。 一般家庭でも引目織りを使うお家があります。 業務向きなのが引目織り、家庭向きなのが双目織り・・・・って決めつけなんかありません。 が、しかし、目安にはなるのではないでしょうかね。 靴下を履いた状態でも慣れてくれば違いがわかりますが、家庭の中では素足のことも多いのでその差はとてもわかりやすいはず。 引目織りの方が藺草の本数が多いので、タバコ焼けなどの場合、補修が容易という点もあります。 今では上敷の補修をする家庭は少ないと思いますが、一センチぐらいのタバコの火跡を取り除くことだって上敷はできるんですよ。 でも、これはちょっとテクニックが必要ですが、、、、。 少し強めの上敷を敷きたいなと思ったら、引目織りを選ぶといいでしょう。 【6畳(江戸間・五八間・本間)】 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000159/ 興味のある方は是非ご覧ください。

居間に子供の遊び場を作るマット・・・ペット対策にも一役かいます。

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【炭が効く】洗える炭マット(大)バスマット・床マット 滑りにくい素材 80センチx120センチ http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000511/ どう使うのか、どこで使うのか・・・モノの見方を変えてしまうと用途がおのずと変わります。 本来はバスマットとして作った商品ですが、どうもお客様の使い方がそうではないときがあるようです。 ペット対策・・・・これには店長もびっくり。 ペットのおしっこ対策でもいいましょうか、ゲージの下に敷いておいたり、前に置いていたりするようです。 たしかに防水ですし便利が良いとは思いますが・・・・・。 次に子供の遊び場。 これも正直想定外の使い方、コルクマットなどが代用できそうなんですが、代用する目的が違うそうです。 こちらについてはマットを代用するってことで、子供の遊びが終わればバスマットとして浴室に持っていく。 つまり、一枚で二役。 話を聞けば、いろいろな使い方があるんだなと眼から鱗でございます。 老人向け、老人の転倒対策として滑りづらい素材のEVAフィルムを採用したり、ポリプロピレンでい草風にしてみたり、炭を混ぜて抗菌対策だのなんだのってあれこれ試行錯誤して作ってはみましたが、子供の遊び場、ペット向けとは驚き。 しかし、便利が良いようで、口コミで買ってくれる人がいます。 嬉しい限りですが、個人宅でもまだまだ需要があるんだなと実感している次第でございます。 老人ホームなどでは一括採用してもらうことはたびたびありますが、やはり個人の用途は個人に聞くのが一番。 まだまだ用途はあるかな、、、と。 居間に子供の遊び場を作るマット・・・ペット対策にも一役かいます。 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000511/ 興味のある方は是非ご覧ください。